日本プロクシーガバナンス研究所より、夏季セミナー開催のお知らせが届いております。
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Tomorrow’s Companyは、「スチュワードシップ(管理責任)」に関して、説得力のある声明文を発表しました。スチュワードシップはより幅広い概念であり、SRIやCSR、ESGといった用語が示すものよりも政策的な効果があるかもしれません。
「東京電力福島第一原発事故の責任問題に関するアンケート」の中間結果を発表致します。
回答者全員が今回の東京電力福島第一原発事故に対して、会社としての東京電力の責任は「大いにある」、「ある」、「多少ある」と回答しました。
・「(2002年以降の東電による組織的改善策について)効果はなかった。なぁなぁのおざなりに過ぎなかった。委員会や監査といっても、本当に力のある全くの第三者ではなく身内のようなものが、なぁなぁの形式的な会議をしただけと思っている。」
・「不祥事を外部から見られないですめばそれで乗り切れると行った倫理観の不在」
といった思慮深い回答も複数いただきました。是非、ダウンロードして結果をご覧ください。又、これらの回答に対する皆様のコメントを聞かせ下さい。
Hilmar Hierop has asked us to upload his paper on "fiduciary fraud", a concept now getting more traction in European legal circles.
The Wall Street Journal日本版 にでた- 「福島の教訓-日本は企業統治の向上を」
http://jp.wsj.com/Japan/Economy/node_256328
アクセス出来ない場合には、info@bdti.or.jp までどうぞご連絡下さい。
(フォーラムのある読者から適評をいただきました。)
東電の問題を皮肉って見てみると、東電の株主資本は1.6兆円、しかし東電の支払うべき損害賠償額は5~10兆円に上ると言われている。東電の株主は全投資額を失うはずである。しかしながら、失ったのは85%で、15%は保持している。この理由の一つは、東電は大きすぎて潰せないことにある。「大きすぎて潰せない」という状態にまで会社を持って行くことは、株主の資産を保護するには最善の方法かもしれない。そういう意味では、東電の役員は良い仕事をしていると言えよう。
– 匿名
BDTIでは、「東京電力福島第一原発事故の責任問題に関するアンケート」を実施致します。
「この一連の事故から我々が学ぶべきことは何か」という観点から作成致しました。
皆様の声をお聞かせください。
結果は、後日、またインタラクティブ広場にて公表いたします。
よろしくご参加くださいませ。
アンケートを始めるには下記のリンクをクリックしてください。
↓
https://www.surveymonkey.com/s/QLPK9MB
外国人長期居住者を対象にした日本におけるコーポレート・ガバナンスに関する意識調査に72件の回答が集まりました。統計学的に有意な結果を示すには足りませんでしたが、さまざまな意見や、昨年行った日本人を対象にした意識調査との対比では興味深い結果を得ました。
この外国人対象の調査結果のなかで、対照的で特筆すべき点を以下にまとめました。 先に行った日本人対象の調査結果の概要は文末にあります。
ここ日本において、適度なリスクテイクと理解をし、それ以外の部分のリスクについては回避、または管理をするといった「リスク・インテリジェンス」の重要性がここ数カ月で明白になった。 下記のレポートは、リスク・インテリジェンスを最適化するための実践方法、またそれがもたらす効果について明らかにしています。
GENERAL PRACTICE
Board Leadership (May 2011)
http://bdti.mastertree.jp/f/vcxe3zjl
Fueling the Succession Pipeline(April 2011)
(From Robert A.G. Monks' blog, http://www.ragm.com . )
"And the answer is…. I still don't know"