サマリー 11 年度末は算出開始以来の最低を更新 政策保有株式の売却の必要性はなお残存
3 年連続で低下した11 年度末の持ち合い比率、広義持ち合い比率
野村證券が算出した、上場会社(保険会社を除く)が保有する、他の上場会社株式の保有割合(時価ベース)を示す11 年度末の持ち合い比率は10 年度末の11.0%から0.1% ポイント低下して10.9%(速報値)となった。また、持ち合比率に保険会社が保有する上場会社の株式保有比率(時価ベース)を加えた広義持ち合い比率も、10 年度末の17.8%に比べ0.4%ポイント低下して17.4%(速報値)となった。持ち合い比率、広義持ち合い比率とも前年度比での低下は09 年度以降3 年連続である。