「英国 きっかけ
80年代後半の英国における企業破たん(注)から、イングランド銀行に対する支援要請が相次ぎ、シティとして企業の財務報告の信頼向上および資産に対する責任強化を目指す取り組みが認識され、Financial Reporting Council (FRC)、証券取引所等により、検討委員会が設置された。委員長は、Sir Adrian Cadbury(1929~ Cadbury Schweppes社当主、イングランド銀行理事)
(注)例としてマクスウェル事件、多額の借金を負い破たんに追い込まれたマクスウェル社が、年金を利用した会計操作を行った事実が92年に発覚した事件。
委員会の運営
検討期間は約1年、毎月1回委員会開催、政府もオブザーバー参加