日本監査役協会 『第77回監査役全国会議に係る「事前アンケート」集計結果』

2013年10月8日~11日に開催された第77回監査役全国会議の事前アンケート集計結果が11月12日に日本監査役協会から公表されました。取締役会への出席に当たり、付議議案や関連資料が必ず事前に提供されると回答した監査役は61.4%にとどまっています。

この他、取締役会での発言状況、どのような観点での発言だったか、取締役会や経営会議等の経営の意思決定プロセスにおいて影響力を発揮した点など、具体的な回答が記載され参考になります。

アンケートの内容は下記でダウンロードできます。
http://bit.ly/1bCxRXR

 

機関投資家の議決権行使が企業の取締役会構成に与える影響の分析

中央大学大学院/アイ・アール ジャパンの大橋貴司氏が日本経営財務研究学会で発表された『株主の議決権行使行動が企業の取締役会構成に与える影響~社外取締役選任議案における議決権行使結果をふまえた分析~』をご紹介します。

分析の成果を次のようにまとめられています。
『2013年6月総会において、取締役選任議案を上程した東証TOPIX500構成銘柄(監査役設置会社)のうち、社外取締役を選任していない企業および取締役任期が2年の企業を除く、301社615名の社外取締役を対象とし、社外取締役の独立性が議決権行使結果に与える影響についての分析を行う。』

野村證券レポート 『ESGスコアの国際比較アップデート』

野村證券シニアストラテジストの西山賢吾氏のESGスコア国際比較のレポートが発表されました。

以下はレポートの要約抜粋です。
『日本企業のESG スコアは2013 年に小幅改善
イタリアの独立調査会社である ECPI 社の算出しているESG スコアを基に野村證券で集計した地域別、セクター別スコアをアップデートした。13 年の日本企業のESG(環境、社会、企業統治)スコア(10 月21 日現在)は40.3 と、12年(11 月16 日現在)の38.9 から改善した。内訳をみると、E(環境)、SG(社会・企業統治)スコアとも改善を示した。

監査役協会の「役員等の構成の変化など」に関するインターネット・アンケート集計結果

役員等の構成の変化などに関する第13回インターネット・アンケート集計結果(監査役設置会社版)

http://www.kansa.or.jp/support/enquet13_130304-1.pdf

役員等の構成の変化などに関する第13回インターネット・アンケート集計結果(委員会設置会社版)

http://www.kansa.or.jp/support/enquet13_130304-2.pdf

「監査委員会」との比較における監査役会の役割と機能  (アジア・コーポレート・ガバナンス協会(ACGA)のレポート)

アジア・コーポレート・ガバナンス協会(ACGA)は新しいレポート、「監査委員会」との比較における監査役会の役割と機能」、を発行しました。当法人のデータライブラリーからこちらでダウンロードができます。   http://bdti.mastertree.jp/f/6rmx0y28

執筆者:チャールズ・リー、研究部長、北アジア、ACGA、香港                      ジェミー・アレン、事務局長、ACGA、香港    

外部アドバイザー:  ニコラス・ベネシュ、会社役員育成機構代表理事

一部の抜粋は以下にあります。