BDTIのE-Learningコース「会社法&コーポレート・ガバナンス」   お知り合いの方にもお知らせください!  

BDTIでは、日本の会社法の要点と、コーポレート・ガバナンスの理論と実践の2つのモジュールをセットにしたE-Learningコースを安価で提供をしております。 幅広いユーザーの方々に学習いただけるよう、理解しやすく、利便性に優れたコースになっております。

コースのフライヤーは下記のURLからダウンロードいただけます。ご興味のありそうな方々に配布していただけると幸いです。http://bdti.mastertree.jp/f/8943b651

このコースは、会社法、コーポレート・ガバナンスの各々の分野で著名な2人の教授によって作成され、アドバイザーからの意見も加えられております。

Event Announcement : トムソン・ロイターイベントクロスボーダーM&Aにおける課題の克服, 5月26日(木)

円高や国内景気の停滞により、日本企業によるオフショアM&Aが増加しています。トムソン・ロイターは5月26日(木)、イントラリンクス社、ダフ・アンド・フェルプス社と共同で、海外投資に伴う多くの課題を日本企業がどのように克服するべきかについて、専門家によるパネルディスカッションを開催致します。特にアジアへの投資に関する問題に重点を置きながら議論を行う予定です。

今回のパネルディスカッションでは、下記のテーマを中心に議論致します。
1.     日本企業が海外への投資を成功させるための一般的な課題
2.     日本企業がアジアへの投資を成功させるための課題

以下の皆様が、パネリストとして参加致します。

東京電力原子力発電所事故関連処理スキームについて

東京電力の福島第一原子力発電所の事故に関連した処理スキームの政府案なるものが度々報道されている。 多くの場合株主責任を追求せずに、現状の株主及び会社を保護する方向が示されている。本事案は複雑な問題を含む問題であると同時に日本のコーポレートガバナンスの今後のあり方や復興の方向性を決める非常に重要な問題である。筆者は、資本主義の原則に従い処理することが長期的にはより太陽発電やスマートグリットなど技術進歩を取り入れたより効率的な電力市場を形成すると考える。

(ユーザーでない方は三木様の意見書をアクセス・ダウンロードご希望の場合、上のボタンを使って当機構のユーザーとして登録(無料)して下さい。 データライブラリーの「その他・ポリシー」のフォルダーにあります。 よろしくお願いいたします。  BDTI Admin)

「社外役員の独立性と企業価値・業績」 (論文)

三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社の入江和彦様と一橋大学の野間幹晴教授は「社外役員の独立性と企業価値・業績」という論文を執筆しています。この論文では、コーポレートガバナンス報告書をもとに行われた実証分析の興味深い結果が発表されています。

一つは、高い企業価値を生み出すのは特定の利害関係者ではない独立性の高い社外取締役であることです。つまり、単に社外取締役を導入することが企業の評価を高めるのではなく、社外取締役の独立性が重要であるということです。二つ目は、社外監査役の場合、独立性の重要度は低く、事業理解度の高い社外取締役がより良い企業業績をもたらすということです。

東証の「独立役員セミナー」 ― 独立役員が有効的に機能するためには何が必要なのか

東京証券取引所が、9月30日に上場会社の独立役員を対象に、「独立役員セミナー」を開催するそうです(http://www.tse.or.jp/news/09/100901_a.html)。東証は、独立役員の意義や役割、経営者側からの期待、独立役員の実体験などを解説することで、独立役員の役割の認識と実効性を高めることを目的にしているようです。東証がこの様なセミナーを開催するのはとても意義あることだと思いますが、「独立役員の役割の認識とその実効性を高める」という目的を考えると、独立役員だけを対象としたセミナーの有効性は限定的ではないかと私は思います。