BDTIが開催する「ガバナンス・インサイト・ラウンドテーブル」の第5回目のテーマは元JT代表取締役副社長兼副CEO(現社友)新貝 康司氏をお招きし、「指名委員会を実効的なものにする体制と運用〜実務経験を踏まえて」です。
会社を不断に改革し、企業価値を増大させる主役はいうまでもなくトップ(社長・CEO)であります。一方で、取締役会はトップをはじめ執行陣と協働して成長戦略をつくること、執行陣の果断な意思決定を後押しすること、そして戦略の進捗を監視・監督することといった責務を負っています。指名委員会はこのトップの選解任、トップのサクセッションはもちろん、取締役会の構成、社外取締役候補者選定にも責任を有しています。指名委員会の実効性を上げるためには、委員会構成、委員会規程、事務局等の構造的な要素と、企業戦略とのリンケージ、現在のトップとの関係性、候補者への公正な評価等運用上の要素とを最適化する必要があります。JT副社長経験や複数の企業での指名委員会経験を踏まえ、これらについて考えを述べていただきます。ぜひご参加ください。
【開催日時】2023年12月7日(木)18:00~20:00
【開催場所】田辺総合法律事務所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-2 新日石ビル9階会議室)
【定員】20名(先着順)
【参加費】参加費はありませんが参加には「個人賛助会員」又は「法人賛助会員」であることが条件となります。非会員の場合はトライアルとして1人2回まで無料で参加可能です。
【申込方法】講座登録ページより ①ラウンドテーブル「指名委員会を実効的なものにする体制と運用〜実務経験を踏まえて」へ申し込む ②交流会10日前後に事務局より詳細についてご連絡します。
【申込期限】事前のお申込みが必要となります。2日前までに必ずお申し込みください。
【スピーカー】
新貝 康司氏
元JT代表取締役副社長兼副CEO(現社友)
元JT代表取締役副社長兼副CEO(現社友)。1980年、京都大学大学院電子工学課程修士課程修了後、専売公社(現JT)へ入社。複数のたばこ工場の現場で製造部門でのキャリアを積み、経営企画部で企業買収案件や、多角化事業におけるクロスボーダーでの提携案件に従事。1989年に渡米し、JT America Inc.社長に就任。7年間にわたり米国のスタートアップと数多くの提携を行う。その間NASDAQ上場企業の社外取締役を経験。帰国後、財務企画部長、財務責任者(CFO)などを経て、2006年~2011年まで、日本、中国以外のたばこ事業の世界本社であるJT International社(ジュネーブ)の副社長兼副CEOを務める。その間、ギャラハー社買収と統合の指揮を執る。2011年~2018年まで、JT代表取締役副社長、2014年~2018年まで、株式会社リクルートホールディングス社外取締役、2018年よりアサヒグループホールディングス株式会社、株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・グループ社外取締役を歴任。現在、第一生命ホールディングス株式会社、オリンパス株式会社、西日本電信電話株式会社の社外取締役を務める。また、スタートアップ企業である株式会社エクサウィザーズ及び株式会社オープンエイトの社外取締役や株式会社リボルナバイオサイエンスの顧問、さらに、未踏分野に挑戦するベンチャー・キャピタルファンドの顧問、アドバイザーを務め、将来を担う会社の育成にも取り組んでいる。2004~12 年(JTI 赴任中を除く)、日本生産性本部経営アカデミー主催「日本型独創経営を考える会(座長:野中郁次郎氏)」委員。【著書】『JT の M&A -日本企業が世界企業に飛躍する教科書』(日経 BP 社)
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