日本取引所グループの清田瞭・最高経営責任者(CEO)は25日午後の定例記者会見で、独立社外取締役委員会を2016年3月期中に設けると話した。
25日に更新されたコーポレートガバナンス報告書に今後の「独立社外取締役委員会」に関して以下のように明記している。
「【今後】
当社の非常勤独立社外取締役が、情報交換や認識共有を図ることで、経営の監督機能をより発揮するとともに、取締役会を更に活性化させることを目的として、2015年度中に、非常勤独立社外取締役のみによる会議体「独立社外取締役委員会」を設置する予定です。
独立社外取締役委員会は、独立社外取締役委員会委員長を選任し、同委員長は、委員会の招集及び議事進行を行います。
また、同委員長は、必要に応じて、経営陣に対して委員会への出席を求めるほか、委員会での議事内容を取締役会議長やCEO以下の経営陣にフィードバックし、円滑なコミュニケーションを図ることとします。」
日本取引所グループ コーポレートガバナンス報告書:
http://www.jpx.co.jp/corporate/about-jpx/co-governance/tvdivq0000006qbo-att/tvdivq000000tmu1.pdf