これはとてもいいことで、応援しますが!、、しかし、GPIFの投資原則又はその「ご説明」その他の発表された方針には、日本のコーポレートガバナンス・コードの実践を求めるとか、推奨するなどどこにも書いてありません。「コーポレートガバナンス・コード」の言葉自体もありません。コーポレートガバナンスについては、これしか書いてありません:
「また、株主議決権の行使については、株式運用は運用受託機関で行っていることなどから運用受託機関の判断に委ねますが、その委託に際し、コーポレートガバナンスの重要性を認識し、議決権行使の目的が長期的な株主利益の最大化を目指すものであることを示すとともに、運用受託機関における議決権行使の方針や行使状況等について報告を求めます。」
年金積立金管理運用独立行政法人の投資原則についてのご説明
http://www.gpif.go.jp/about/pdf/philosophy_04.pdf
がバナナンスはただ「重要」。ガバナンス・コードは、無視。
これに対しては、地方公務員共済組合連会コーポレトガバナンス原則 には、しかりとこう書いてあります:
「(3) コーポレトガバナンス・コード
連合会 は、企業がコーポレトガバナンス ・コードの内容を適切に実践することを求める。」
なぜでしょうか。
ニコラス ベネシュ
公的年金「ESG」重視 国連の投資原則に署名
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC28H0K_Y5A920C1EA1000/