早稲田大学の正井教授が、2004年末にEU委員会によって設置されたヨーロッパ・コーポレート・ガバナンス・フォーラムの5つの声明を紹介、解説しながら、日本のコーポレート・ガバナンスのあり方について考察することを意図した論文を紹介します。
5つの声明とは;
① 『遵守せよ、さもなくば説明せよ(comply-or-explain)』の原則
② リスク管理と内部統制(risk management and internal control)
③ 資本と支配との比率性(proportionality between capital and control)の問題
④ 取締役の報酬(executive renumeration)
⑤ コーポレート・ガバナンスの国境を越えた問題(cross-border issues of corporate governance codes)
2009年に発表された論文ですが、欧州を中心としたコーポレート・ガバナンスについての考え方を理解する上で参考になります。
http://bit.ly/1njsn9B
BDTIは一橋ICSと共催で5月26日に『コーポレート・ガバナンス・コードについて、 日本は他国から何を学べるか? ~日本版スチュワードシップ・コードを背景に考えて~』と題するセミナーを開催します。ご興味のある方は下記をご覧ください。
http://bdti.or.jp/node/907