モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所は、11月22日、リーガルニュース” 国際的腐敗行為防止事件の展開2016年9月の10大ニュース” (日本語・英語版)を公表しました。
同誌では、「9月の国際的腐敗行為に関する事件の進展について最も重要なものについて、要約と、情報源のリンクを提供する。米国司法省(DOJ)の「ディスゴージメント(利益吐き出し)を伴う不起訴処分」とは何か。証券取引委員会(SEC)がその会計年度最終月に解決できたFCPA事件がいくつあったか。韓国の新腐敗行為防止法の抵触を避ける方法はどのようなものか。これらの答えをこの2016年9月の10大ニュースで紹介」しています。
1. DOJ、初の「ディスゴージメント(利益吐き出し)を伴う不起訴処分」実施
2. ニューヨークを拠点とするヘッジファンド、アフリカにおけるFCPA違反容疑について和解
3. ユタ州に本拠を置く化粧品・栄養製品会社、中国におけるFCPA違反容疑について和解
4. ベルギーに本拠を置く酒造会社、インドにおけるFCPA違反容疑について和解
5. 英国に本拠を置く製薬会社、中国におけるFCPA違反容疑について和解
6. フロリダを拠点とするIT企業のエグゼクティブ、SECの不起訴処分を確保しつつ中国でのFCPA違反について和解
7. カリフォルニアを拠点とするテクノロジー企業、ロシア及びCIS諸国のFCPA違反の不起訴処分を開示
8. SEC、FCPAの管轄に関する疑義についてサマリージャッジメントを勝ち取る
9. ブラジルでの動向
10. 韓国、腐敗行為禁止法を施行