8月29日(木)、公益社団法人 会社役員育成機構(BDTI)セミナーの申込みを開始いたします。(事前告知:変更の可能性あり)
『竹内健教授が語る技術と経営
~「人材を腐らせる日本企業」を直視し、失敗に学び、日本企業をイノベートする~』
安倍首相率いる自民党政権誕生後、日本の成長戦略論が毎日のようにメディアで語られています。その成長の要となるべき民間経済、特に日本企業がグローバル市場で勝ち残っていくために、マクロ的には失われた20年と言われる過去の失敗から何を学び、今後の戦略にどのように生かしていくのか、今回は中央大学理工学部の竹内健教授をお迎えして、日本のモノづくりという視点から「技術と経営」についてお話を伺います。
パネル・ディスカッションでは、非技術系の(文系)役員・管理職の視点も交えて、技術者と文系管理職が互いに感じている不満、その原因と克服の方法などを議論します。単なる理系と文系の対立を超えて、より一般的に企業の部門間の関係のあり方、会社の人事・報酬方針、複数の専門を持ちその間を行き来できるような人材を養成する方法を、竹内教授とともに、NTTご出身で現在情報セキュリティ大学院大学教授林紘一郎氏、鹿島建設株式会社取締役平泉信之氏、BDTI代表理事である大杉謙一が議論いたします。
【開催日時】 2013年8月29日(木)15:30 – 18:00 (開場 15:00)
【開催場所】 情報セキュリティ大学院大学 303号室+304号室
(住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-14-1)
http://www.iisec.ac.jp/access/
【参加費】 5,000 円 (税込)(一般、非会員)
3,000 円 (税込)(賛助会員)
(ただし、IISEC在学生と修了生は無料)
【定員】 80名
◆お申し込みは以下のURLをクリック、参加申込書をダウンロードし、ご記載の上、ファックス(FAX:03-6432-2338)、または電子メール(info@bdti.or.jp)に添付してご送付ください。
【講師紹介】
竹内 健 氏
中央大学 理工学部 電気電子情報通信工学科 教授
東京大学 工学部物理工学科卒業、大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了後、東芝に入社。スタンフォード大学でMBA、東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻で博士を取得。2007年に東京大学 工学部電気電子工学科 准教授、2012年より現職。コンピュータシステム、新メモリデバイスの研究に従事。著書に『世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記』(幻冬舎)。
林 紘一郎 氏
情報セキュリティ大学院大学 教授、BDTI理事
東京大学法学部卒業。旧電電公社(NTTの前身)に入社。民営化後は、専用サービス推進部長、NTTアメリカ社長(兼米ネクステル社取締役)などを経て退社。この間、一橋大学(商学部)、早稲田大学(理工学部)、東京大学(教養学部、経済学部)などの非常勤講師を歴任。慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所教授を経て、2004年から教授(2009年度-2011年度学長)。主な著作に「著作権の法と経済学(編著、勁草書房、2004年)」「情報メディア法(東京大学出版会、2005年)」「セキュリティ経営」(共著、勁草書房、2011年)などがある。
平泉 信之 氏
鹿島建設株式会社 取締役、BDTI理事
早稲田大学商学部卒業、株式会社PHP研究所勤務を経て、鹿島建設株式会社入社。バージニア大学経営大学院にて修士課程修了後、経営戦略室を経て、営業本部企画担当部長、財務省財務総合政策研究所研究部総括主任研究官、鹿島建設株式会社開発事業本部資産マネジメント事業部担当部長を歴任し、現職に至る。現在、株式会社アバンアソシエイツ顧問も務める。
大杉 謙一
中央大学法科大学院 教授、BDTI代表理事
東京大学法学部卒業、東京都立大学法学部助教授を経て現職に至る。コーポレート・ガバナンスやベンチャー企業法、事業再生等が主な研究・活動分野である。経済産業省 企業価値研究会、企業統治研究会、内閣府経済社会総合研究所M&A研究会等の委員も務める。著書には「会社法(共著 有斐閣 2011)」