全国株懇連合が「グローバルな機関投資家等の株主総会への出席に関するガイドライン」を発表

[日経]「企業の株式実務担当者でつくる全国株懇連合会(全株懇)は20日、海外投資家による日本企業の株主総会出席に関するガイドラインをつくったと発表した。海外投資家が株を預ける信託銀行が名義上の株主でも、実質株主として総会に出席するための方法をまとめた。海外投資家が総会に出席しやすくする狙い。

ガイドラインでは、企業側の裁量で傍聴を認めたり、名義株主の代理人として総会に出席したりする方法を紹介している。代理人となる場合は委任状とともに、海外投資家による議決権行使が適切かどうかの証明書面を信託銀に提出してもらうよう提案している。

多くの日本企業は定款で総会への出席を名義上の株主に限っている。投資家が信託銀に株を預けると信託銀が名義上の株主となり、実質株主の海外投資家が総会に出席できなかった。一方、政府は企業側が受け入れた場合は実質株主が総会に出席しても法的な問題はないと判断、全株懇が基本方針作りを進めていた。」

日本経済新聞の記事:
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO94271850Q5A121C1DTA000/

全国株懇連合のガイドライン:
http://bit.ly/1jdXCDg

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