CFOのための最新情報: 「開示の重複はホントに排除されるのか?」

今年6月に閣議決定された『日本再興戦略』(改訂2015)において、「統合的開示に向けた検討等」と題して、開示の重複排除等の検討を今年度中に行うと書かれていました。

企業の情報開示については、投資家が必要とする情報を効果的かつ効率的に提供するため、金融審議会において、企業や投資家、関係省庁等を集めた検討の場を設け、会社法、金融商品取引法、証券取引所上場規則に基づく開示を検証し、重複排除や相互参照の活用、実質的な監査の一元化、四半期開示の一本化、株主総会関連の日程の適切な設定、各企業がガバナンス、中長期計画等の開示を充実させるための方策等を含め、統合的な開示の在り方について今年度中に総合的に検討を行い、結論を得る。

BARRON’s: ” Japan’s Corporate Governance Woes”

…BUT THIS VOTING SEASON has turned into a big disappointment. Despite ISS’ shareholder-rights campaign, the presidents of Japan’s top 200 companies received median voting support of 96.6%—a 0.5 percentage point rise from 2014. Even the president of Toshiba (6502.Japan), which lost a third of its market value from an accounting scandal and write-downs, got a 94% approval rating. Some 76% and 91% of investors voted against dividend hikes and share buybacks, respectively.

「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」 (第2回)

金融庁・東証の「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」が10月20日開催されました。7月14日現在発表されたガバナンス報告書に基づく取締役関連参考データが掲載されています。

http://www.fsa.go.jp/singi/follow-up/siryou/20151020.html

 

2015.12.10 CHUBB リスクセミナー : 『今後期待される取締役の責任と役割』 (JACDと共催)

開催日時:2015年12月10日(木)14:00~19:00予定(カクテルパーティー含)

● 会 場:ホテル・ニューオータニ(東京・四ツ谷)
● 参加費:無料

                                                 ―プログラム―

14:00-14:10 ご挨拶
14:10-14:50(40分) 基調講演
『日本企業のコーポレート・ガバナンス』
 スピーカー: 斉藤 惇 KKR Japan Limited 会長

14:50-15:30(40分) セッション1
『世界から見た日本の資本市場』
スピーカー: Jamie Allen アジアコーポレート・ガバナンス協会 事務局長

CHUBB リスクセミナー : 『今後期待される取締役の責任と役割』 (JACDと共催)

開催日時:2015年12月10日(木)14:00~19:00予定(カクテルパーティー含)

● 会 場:ホテル・ニューオータニ(東京・四ツ谷)
● 参加費:無料

                                                 ―プログラム―

14:00-14:10 ご挨拶
14:10-14:50(40分) 基調講演
『日本企業のコーポレート・ガバナンス』
 スピーカー: 斉藤 惇 KKR Japan Limited 会長

14:50-15:30(40分) セッション1
『世界から見た日本の資本市場』
スピーカー: Jamie Allen アジアコーポレート・ガバナンス協会 事務局長

スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議に係る意見~スチュワードシップ・コード実施に関するアンケート調査のご提案~

                                                                                          2015年10月20日
金融庁総務企画局企業開示課
(フォローアップ会議事務局)御中
                                                       スチュワードシップ・コード実施調査研究会*

スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードの
フォローアップ会議に係る意見
~スチュワードシップ・コード実施に関するアンケート調査のご提案~

1.趣旨
われわれは、スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードの普及・定着が、わが国の成長戦略を実現させる上で必要不可欠だと確信しております。特に、資産保有者(アセット・オーナー)である年金基金等が、スチュワードシップ責任への積極的な取り組みを行うことが鍵を握ると考えています。

「GPIFはコーポ レート・ガバナンス・コードを支持すべき」 (ACCJ意見書)

 「在日米国商工会議所(ACCJ)は、昨年の日本政府による 機関投資家向けスチュワードシップ・コードおよびコーポ レート・ガバナンス・コード(以下、「ガバナンス・コード」) 導入を歓迎する。しかし日本の国家年金基金であり、 世界最大の年金基金である年金積立金管理運用独立 行政法人(GPIF)が能動的にスチュワードシップ・コードに 則った役割を果たさない場合、新たなコードの実効性および 日本の公的・企業年金が自らの年金負債に対応する支払 能力は損なわれるかもしれない。

ACCJ意見書:「GPIFはコーポ レート・ガバナンス・コードを支持すべき」

 「在日米国商工会議所(ACCJ)は、昨年の日本政府による 機関投資家向けスチュワードシップ・コードおよびコーポ レート・ガバナンス・コード(以下、「ガバナンス・コード」) 導入を歓迎する。しかし日本の国家年金基金であり、 世界最大の年金基金である年金積立金管理運用独立 行政法人(GPIF)が能動的にスチュワードシップ・コードに 則った役割を果たさない場合、新たなコードの実効性および 日本の公的・企業年金が自らの年金負債に対応する支払 能力は損なわれるかもしれない。

金融庁: 「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議に係る意見募集について」

「  「『日本再興戦略』改訂2015」(平成27年6月30日閣議決定)においては、「昨年2月に策定・公表された『ス チュワードシップ・コード』及び本年6月に適用が開始された『コーポレートガバナンス・コード』が車の両輪となって、投資家側と会社側双方から企業の持続 的な成長が促されるよう、積極的にその普及・定着を図る必要がある。」とされています。