金融庁公認会計士・監査審査会事務局長兼検査局審議官佐々木清隆氏の3月26日監査懇話会講演『公認会計士・監査審査会の活動状況と今後の方向性 ~監査役への期待~』の資料が金融庁HPに掲載されています。
第4部では監査法人検査及び金融検査を通じてみた諸課題と題して、①監査人と監査役のコミュニケーションの課題、②監査人の交代・引継ぎの課題、③グループ監査の問題等と並び監査役監査の重要性や監査役がガバナンス上で一層重要な役割を担うことを期待する記述があります。
グループ監査の問題点のひとつとして、BDTIでも最近研修テーマとして需要が増えている、海外における不正リスクが増大していることが挙げられています。