「件数、金額とも前年比減、、、急速な円安進行もあり前年比で減少、企業価値の更なる拡大に向け、14年は活発化が期待される、、、
13 年の日本企業のM&A は件数、金額とも前年比減
Bloomberg のデータを基に野村證券で集計した、13 年の日本企業の関係したM&A は、件数、金額とも12 年を下回った。13 年12 月24 日午後5 時現在では、件数で2,160 件(前年比11.3%減)、金額で10.29 兆円(同34.8%減)となっている。安倍政権の発足後、13 年の前半は、長期金利や為替相場の変動を始め、日本企業を取り巻く環境が大きく変化した。このため、年後半は規模の大きなM&A が見られるようになったものの、年間を通じM&A のような企業経営上重要な施策を手控える傾向が強かったと見られる(図表1)。
M&A の規模が小型化した一方、新しいタイプのM&A も見られた
M&A の内訳をみると、日本企業同士のM&A(IN-IN 型)、日本企業による海外企業のM&A(IN-OUT 型)は件数、金額ともに前年を下回った。加えて、ともに減少率では件数より金額の方が大きくなっており、M&A の規模は12 年に比べ小型化したと考えられる。実際に、図表2 に示した日本企業が関連したM&A 金額上位5 件を見ても、11 年や12 年に見られた1 兆円を超えるM&A は、13 年には見られていない。」
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