国連グローバルコンパクトが10月に行われたコンファレンスで参加者に配布したValue Driver Modelのレポートを一般公開しました。このモデルは投資家とのコミュニケーションで企業が売上拡大、生産性向上、リスクマネジメントをESG(環境、社会、ガバナンス)要素と明確に関連付けることを推奨するものです。
日本企業でも富士通、NEC、東芝がその取り組みを評価され、売上拡大のケーススタディとして取り上げられています。ハイテク業界のみが取り上げられていますが、個人的には他業界でも十分このケーススタディとして取り上げられるべき日本企業が多数存在すると考えられます。内外投資家に積極的に魅力を売り込んでいくIRツールとして有効活用していきたいものです。
国連グローバルコンパクト Value Driver Model
http://www.unglobalcompact.org/Issues/financial_markets/value_driver_model.html#!