証券アナリストジャーナル最新10月号では「ファイナンシャル・ゲートキーパー」特集と題して、4本の論文が取り上げられています。ファイナンシャル・ゲートキーパーとは金融・資本市場の情報の規律を守る「門番」で、論文では監査法人、信用格付機関、セルサイド・アナリストの役割・留意点(「門番」としての限界)が論じられています。それぞれコーポレート・ガバナンスと密接に関連しているアクターですので、一読の価値はあると思われます。
その中でも江口論文「株式持ち合い「後」の経営者・株主関係における機関投資家の役割」 (http://www.saa.or.jp/journal/eachtitle/pdf/tokusyu_131001_4.pdf)、先週公表された経済産業省「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ましい関係構築~」プロジェクト(http://www.meti.go.jp/press/2013/10/20131016001/20131016001.html#!)とも関連する内容ですので、回答を予定している方にはぜひ読んでいただきたい論文です。
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