The Wall Street Journalより
「日本企業の海外現地法人のトップにとってショッキングなデータが発表された。部下が概して日本人の上司に厳しい評価を下しているのだ。
経営人材コンサルティングのエゴンゼンダーインターナショナル(スイス)が先月発表した日本企業のグローバルマネジメントに関する調査によると、日系企業 で経営職を経験した現地社員のほぼ9割が「現地法人のトップには、日本の本社から派遣された日本人よりも、現地採用の外国人幹部の方が望ましい」と回答し た。
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日本企業のトップ育成における問題点は国の調査でも明らかになっている。経済産業省が昨年発表した「企業の人材マネジメントの国際化に関する調査」 で、「将来のグローバルリーダー候補社員を早期に選抜しているか」との質問に、調査対象168社の過半数が「ノー」と回答。「幹部候補のキャリアパスに海 外勤務やグローバル業務を組み込んでいるか」との質問には実に70%以上が「ノー」と答えた。
同じアジアの韓国企業のトップはどうだろう。開発氏に尋ねてみた。「一般的な傾向として、韓国企業は国内市場の小ささから海外で稼ぐグローバル戦略 が重要であり、幹部候補生には海外経験を積極的に積ませている傾向がある。このため、駐在員のリーダーシップは強い」とのことだ……」
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