前回の投稿では、Japan Investing Summit 2012 で私がプレゼン資料 「個別日本企業のリーダーシップとガバナンスを評価する方法について」 の中で、多くの日本企業の戦略の決め方はコンセンサスを中心とするので、若干の曖昧さを残す傾向があって、企業の「使命」及び戦略がIR資料などで表現されると(特に英語へ直訳された場合)、どうしても曖昧で説得力が足りない、と説明しました。
実は元McKinseyのコンサルタントで米国で教育を受けたCosmo PRという戦略的コミュニケーションコンサルティング会社の社長である佐藤玖美氏は最近「コミュニケーション・リーダーシップ―考える技術・伝える技術」という本を出版しました。企業のIR室はより説得力のある効果的なコミュニケーション方法を模索する現在、綺麗なweb siteを外注して直訳してもらうだけでは済まないので、一つ参考になると思います。
(本)「コミュニケーション・リーダーシップ―考える技術・伝える技術」
http://amzn.to/QjCDzX
Cosmo PR社 http://www.cosmopr.co.jp/jp/
ニコラス ベネシュ