このたび、林紘一郎氏と森田祐理氏のお二人にBDTIの理事にご就任いただきました。
林紘一郎理事はNTTに長く在職され、また米国でのマネージメントのご経験もおありです。インターネットの普及により情報流失など情報セキュリティーが問題視されている昨今、情報セキュリティーとコーポレートガバナンスが密接に関係していること感じてこられ、このたびご協力いただけることとなりました。大学での教鞭のご経験も豊富で学術的な観点からお力を発揮していただきます。
森田祐理理事は数社にわたって法務部の経験が長く、M&Aにも多く関わりをお持ちです。企業での執行役員経験、監査役のご経験から、コーポレートガバナンスの必要性を強く感じていらっしゃいます。日本企業の役員会の現実や今後のありかたなど、実務経験を通じて、いかに日本でのコーポレートガバナンスを充実したものにしていくか具体的なご意見とともにお力添えいただきます。
林紘一郎理事略歴
情報セキュリテイ大学院大学 教授
東京大学法学部卒業。旧電電公社(NTTの前身)に入社。民営化後は、専用サービス推進部長、NTTアメリカ社長(兼米ネクステル社取締役)などを経て退社。この間、一橋大学(商学部)、早稲田大学(理工学部)、東京大学(教養学部、経済学部)などの非常勤講師を歴任。慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所教授を経て、2004年から教授(2009年度-2011年度学長)。
森田祐理理事略歴
(株)アドバンテスト顧問
東京大学法学部卒業。72年に富士通株式会社入社。91年に同社、法務知的財産部部長となる。94年、株式会社福武書店(現ベネッセコーポレーション)法務部長就任。95年に株式会社アドバンテスト入社後、同社、法務部部長、常務執行役員・管理本部本部長、常勤監査役を経て現職となる。