米ISSの議案反対推奨に対して、オリンパスが反論

産経新聞 4月11日(水)18時35分配信  「 米議決権行使助言会社「ISS」が、20日開催のオリンパスの臨時株主総会で経営陣の人事案件に反対票を投じるよう機関投資家に助言したことをめぐって、オリンパスは11日、「ISSの情報は偏った見解が散見される」として反論する声明を公表した。

 ISSは自らの顧客である機関投資家に対して、社長候補の笹宏行執行役員と銀行出身の木本泰行氏、藤塚英明氏の取締役選任の人事案件などに反対票を投じることを推奨している。ISSは笹氏の社長選任に反対する理由について「山積する経営課題への対処能力不足や、経営戦略の非開示」などを挙げているほか、木本、藤塚両氏については「出身銀行の利益を優先する懸念がある」としている。

 これに対し、オリンパスは声明の中で、ISSの意見を「抽象的で具体的な根拠に乏しい」と反論。木本、藤塚両氏の選任についても、社内の取締役候補となっていることを理由に、「利益相反する職務執行行為の可能性は極めて少ない」としている。、、、、」

オリンパスの声明 -  「当社臨時株主総会議案の提案に至った理由の補足説明について」
http://bdti.mastertree.jp/f/ey4x08za

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