日本取締役協会(JACD)は5月23日付け、 取締役会等における独立取締役選任基準モデルを発しました。JACDのサマリは以下にあります。最近ACCJの提言書とあわせて、とても参考になります。
「昨今、取締役会規則等における、独立役員の選任についての開示を含む、コーポレート・ガバナンス部分の整備の必要性が高まっていること、東証の上場規程等において必ずしも基準なりその具体化が明らかでないことから、協会会員からの要望を踏まえ、企業弁護士や企業担当者からなる、取締役会規則ワーキングチームを設け、検討を進め、取りまとめを行い、協会内の議論を経て、今般まとめたものです。
NYSE規則や英国等のルールも参考にして、世界標準にそん色ないものとすると同時に、東証ルールの下での数値基準の具体化・明確化を行い、一方、セーフハーバールールの措置、「財閥」、「メインバンク」の扱い、等の日本独特の慣行の扱い、選任手続きの推奨等を盛り込んでおり、日本の上場企業等の参考・推奨モデルとして、発表するものです。「解説編」も合わせ発表し、考え方、外国ルール、公表されている米国・日本企業の例も、豊富に引用し、企業が自社に適用・応用する際の便宜に供しています。」
「具体的には、下記のHPに詳細が載っております。
http://www.jacd.jp/news/odid/110523_post-60.html 」
JACD 取締役会規則における独立取締役1の選任基準 (モデル)http://bdti.mastertree.jp/f/bz0pfxalv
JACD 取締役会規則における独立取締役1の選任基準 (モデル・解説)http://bdti.mastertree.jp/f/c4keipd3