生命保険協会:「株式価値向上に向けた取り組みについて」調査結果

生命保険協会は3月21日、企業の株式価値向上に向けたアンケート調査結果を公表しました。上場企業572社、機関投資家93社が回答しました。

「当協会では、企業と株主が建設的な対話を行い、双方の課題意識を共有化することが、中長期的な株式価値向上に向けた企業の取り組みを促すものと考えております。当調査結果を踏まえ、今年度は、コーポレート・ガバナンス、持続的成長に向けた経営戦略、対話の3つの観点から、企業に対し以下の11項目、投資家に対し以下の3項目を要望いたします。当報告書が、中長期的な株式価値向上を促し、ひいては株式市場全体の活性化につながることを期待しております。

○企業向け要望事項
① 取締役会評価の充実とその結果の開示
② 社外取締役の拡充
③ 数値目標と事業戦略を伴う経営計画の公表
④ 資本コストを踏まえたROEの目標設定と水準向上
⑤ 経営ビジョンに則した事業ポートフォリオの見直し
⑥ 成長投資への手元資金の活用
⑦ 中長期の平準的な水準として、配当性向30%以上
⑧ 経営陣による対話内容の共有と対話への積極的な参加
⑨ 対話要員の拡充
⑩ 投資家からの反対理由の分析も踏まえた議案内容の説明充実
⑪ 検討時間確保のための環境改善

○投資家向けの要望事項
① 中長期的視点での対話推進
② 対話要員の拡充
③ 企業の状況を踏まえた議決権行使と賛否判断理由の説明 …..」

生保協会HP: http://www.seiho.or.jp/info/news/2017/3221.html
調査結果(要旨): http://bit.ly/2neR6Sl
調査結果:http://bit.ly/2muin4n

 

 

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