証券アナリストジャーナル5月号でみずほ証券経営調査部上級研究員の田村俊夫氏が『アクティビスト・ヘッジファンドと企業統治革命~「所有と経営の分離」の終わりの始まり?~』と題する研究論文を発表しています。
アクティビスト・ファンドを「はげたかファンド」と一括りにして批判した時代を経て、米国ではアクティビスト・ヘッジファンドの手法が洗練化し、機関投資家と共生関係を作って企業への影響力を増大させる傾向が顕著になってきたとしています。
著者は、「機関投資家によるアクティビズムへの関与を後押ししているのが、機関投資家のエンゲージメント活動を重視する世界的な潮流である。」と指摘しています。日本でも、日本版スチュワードシップ・コードが策定される中、企業と投資家の対話の在り方に変化が起こりつつあります。
BDTIは、7月10日(木)に田村俊夫氏をお招きして『スチュワードシップ、エンゲージメント、アクティビズムの交差点~海外の展開と企業側が取るべき体制~』と題するセミナーを開催します。下記サイトにて詳細をご覧ください。
http://bdti.or.jp/node/952