アジアン・コーポレート・ガバナンス協会(ACGA) がオリンパス「上場維持を」東証に要望書

欧米、アジアなどの機関投資家が参加するアジアン・コーポレート・ガバナンス協会(ACGA)が東京証券取引所に対し、オリンパス株の上場維持を求める要望書を送付しました。「経営陣に制裁を科すことは支持するが、上場を廃止すると株主を不当に罰することになる」として、東証に慎重な判断を求めています。

ACGAは欧米の年金基金などが投資先の企業統治などを研究する目的で設立した団体です。要望書はこちらです:

http://www.acga-asia.org/public/files/ACGA%20Letter%20to%20Tokyo%20Stock%20Exchange%20(November%2017%202011).pdf
 

http://bit.ly/tP1bPr

ACGAによるサマリー

"On November 17, 2011, ACGA submitted a letter to the Tokyo Stock Exchange (TSE) regarding the Olympus Corporation and its ongoing status as a listed company. Our main points were:

That the Exchange should refrain from delisting the company even if it meets the December 14 deadline for its quarterly report;

That delisting is generally not a favourable penalty for securities malfeasance since it punishes shareholders as much as the managers responsible; and

Olympus would probably not be delisted in most other developed market exchanges since it remains a going concern with a reasonable business."

BDTIについて BDTIでは、取締役や監査役など役員として、また業務執行役、部長など役員を支える立場の方としての基本的な能力を身に着けるための役員研修「国際ガバナンス塾」を定期的に開催しています。(オーダーメイド役員研修も、承っております。)また、「会社法」「金商法」「コーポレートガバナンス」の基礎をオンラインで学べる低価格のeラーニングコースを提供しています。詳細はこちらから。講座の概要は以下の通りです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください