皆様の退職後の年金のための原資を積み立てている年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は第一四半期運用状況を発表しました。国内株式運用収益は一四半期だけで、何と約2兆円の損失となりました。(http://www.gpif.go.jp/)
自主運用を開始した2001年からの9年間の間に、国内株式運用の累計損失額は1.5兆円を上回り、同期間でGPIF市場運用資産の総合収益(+5.9兆円)に大きな重荷でした。GPIFが開示した資料を分析すれば、同じリーマン・ショックを受けた外国株式投資の同9年間のパフォーマンスと比べて、似た運用資金額で20倍以上の損失額です。まさに、日本のコーポレート・ガバナンスを考え直すべき時代がやってきました。簡単な分析をアップしますので掲載して下さい。 (エントリーに添付してある)